相手を変えない、相手を知る

おはようございます!!

廿日市のリハビリ特化型デイサービス、かえる+チェンジの上野です。

【相手を変えようとしない】

「老人の性格を変えるくらいなら、猫に社交ダンスを教えるほうが簡単
どんなひねくれた婆さんも頑固な爺さんも、そうなるだけの生活歴がちゃんとある。老人の個性にこちらが合わせるほうがはるかに簡単だ。」

という言葉があるように、年齢を重ねるごとに頑固になるのが人間ゆえ、相手を変えるのはとても難しい事になります。

人間だれしも、本音と建て前があり、また自分の知らない自分も存在するものです。

年齢を重ねていくと、本音をズバズバいう人、オブラートに包む人の差が激しくなるように感じます。

どちらにしてもそうなのですが、「その言葉を受け止める」でも「本音はどうなのか」を考えることが大切です。

「本音を探る」というのは、難しく考えずに、過去に起こったことを聞き出していくことが最短ルートかなと思います。

例えば「レクをしたがらない人」がいたとして、やりたくない理由は
・やったことがない
・それが目的できていない
・恥ずかしい
・気分的にやりたくない

などいろんな理由があると思います。

そこですぐにあきらめたり、無理にやらせるのではなく、「なんでやりたくないのか」の理由を聞き出しましょう!

そこで一緒に聴きだしてほしいのが、過去はどうだったのか。という部分です。

・やったことがない→初めてはルールがわからないと思うので、一緒にやりましょう!やったことないなら、やったら○○の効果があるので、一緒にやりませんか?

・レクが目的ではない→では過去はどんなあそびをしていましたか?子供のころ~大人の期間。それをやっているときは楽しかったですか?と聞き出して、それに近いものを提供するようにしましょう!

恥ずかしい、気分的にやりたくない→気分的なものに関しては、いったんそうなんですね!っていってその場はやり過ごして、別の話をしても良し!ではどんなことに興味や関心があるのかを聞き出していきましょう!

本音を聞き出すことは、相手の興味関心を知る→相手を知る→その相手の地雷を踏むことを避けることができる→良好な人間関係を築ける

ことにつながるので、

人の人格は過去の経験の蓄積

なぜこんな性格なんだろう。と考えるのではなく、相手は本音で言っているのか。を探って、利用者さんの興味関心のあるものを集めて、提供していきましょう^^

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