料金設定の難しさ、、、
いつもありがとうございます。FPよこやまです。
いよいよ10月から消費税の増税が行われますね。
恐らくこのままいけば、軽減税率のよくわかんない制度が進んでいくと思いますwww
さらには最低賃金も10月より上昇しますね。
今回の増税、賃金上昇はビジネスをしている立場でも大きな悩みです。
商売で値付けは超重要!!
正直、価格設定ほど難しいものはないんじゃないか、と思っています。
需要と供給のバランスで市場価格は決定される、というのが市場価格の原理ですが、あくまでそれは平均値なんですよね。
最初から値段設定を間違えてしまうと、お客さんが全く寄り付かなかったりしてしまいますよね。
資本力のある事業体であれば適正価格になるまで上げたり下げたりすればいいですが、そんなに資本力が無い場合、かなり正確な値付けが必要になります。
だってお客さんが全く来ない状況や、利益の上がらない状況が継続してしまうと、あっという間にダメになってしまいますもんね。
とりあえず安く設定すると、値上げで必ず苦労する
値下げは簡単なのに、値上げはすごく苦労してしまいます。
分かりやすい例だと、キャベツを買うのに100円だったのが、190円に上がってたら、キャベツを買わなくても、違う野菜買えばいいやってなるかと思います。
野菜は特に価格の影響を受けやすいですが、消費者は似たような行動をとります。
つまり、価格をあげた際には今まで利用してくれていたお客さんが離れていってしまうことが考えられます。
そして、今まで自分が想定していた客層よりも収入が高い層をターゲットにしないといけなくなることも考えられます。
前提として、当然ながら安さでは大企業に勝つことはできないので、価格ではない価値をちゃんと提供できているかどうかが重要です。
価格=価値の提供
基本的にお金をいただく、ということはお客さんがその商品、サービスが価格に合っていて、価値を感じたことの結果です。
今回、増税や最低賃金の上昇が理由で価格改定が行われることが考えられますが、お客さんからしたら同じサービスの単価が上がっただけ、
つまり、単純に物価が上がっただけではありますが、お客さんからしたらそんなの関係ないわけです。
ここで、お客さんが消費を控える結果につながり、ピンチに陥るのか。
若しくは、この料金改定を機にサービスの向上を図り、値上げ以上の価値があることを実感させ、チャンスに変えることができるのかは経営者の腕次第です。
物価はこれから上がっていく傾向にある
これから先、物価は上昇傾向にあります。
その都度流れに合わせて価格の上昇のみを行っていっただけでは、生き残っていくことはできません。
ピンチをチャンスに!経営上のピンチとは大きく、なりふり構わず立ち回る最大のチャンス、大義名分だと思います。
そう考えると、日々の世の中の変化はチャンスだらけですね!!^^
そうやって変化に対応し、生き残っていける経営者が真の経営者なのかもしれません。