大人は25歳で勉強をしなくなるが、勉強を続けたらどうなる?

答えは市場価値が上がって、所得が上昇します。

いつもありがとうございます。FPよこやまです。
今回は勉強と収入に関してのお話です。
突然ですが皆さん、勉強していますか?ここでいう勉強というのは、数学や英語などの勉強ではなく、今のあなたのライフステージに合わせた成長をし続けているのか、ということです。

大学を出ると多くの人が学習を辞める事実

大学に行っている半数くらいは大学入学時点で学習を辞めてしまっていることが多いと思いますが、、、ww
ほとんどの人は大学を卒業した時点から、学習(数学や、英語、法律など)を辞めていしまいます。
なぜなら、就職をした後に求められるスキルではないためです。
つまり仕事において必要とされない能力を磨く必要がなくなるためです。

代わりに仕事のスキルを学ぶ

社会人になった後に求められるのは、就職した企業で生き抜くためのスキルになってきます。
僕は消防士だったので、火の特徴や消火方法、消防設備、消防法、防災関連とかを一生懸命学びました。
多くの人も、その企業や組織で生き抜くための勉強をしてきたはずです。

ですが、その勉強を求められる期間も数年で終わりを迎え、ある程度の知識やスキルが身についたとたん、学ぶことを辞めてしまうのです。

勉強を辞めた後どうなるのか

基本的に25歳を過ぎたあたりから、日本人は勉強することを辞めます。

最低限やることと言えば、会社が準備した学習プログラムや昇格試験などによって半強制的な勉強をさせるくらいでしょうか。

事実、それくらいの学習で今までの大人は逃げ切ることができていたのです。
それは終身雇用と年功序列によって雇用の安定、賃金の上昇の裏付けがあったため、安心して勉強せずに過ごしてこれたのです。

そのため、多くの大人が自分の市場価値や、生きていくための能力っていうのを伸ばせていません。

結果的に年功序列、終身雇用が破綻し、45歳くらいの中年で放出(リストラ)されます。

みなさん、本当に危機意識を持ったほうがいいと思いますよ。

25歳から勉強を始めた女性

高校生の頃って、何の勉強をするべきか、どんな勉強をしたら収入に直結するのかって、よくわかんないですよね。
あくまで生涯年収ベースで調べる人はいるけど、こんな仕事ができたらいいなーってだけで、低賃金の仕事に自ら突き進んでいくことは、多々あるかと思います。

それが悪いわけでは無く、単純に25歳とか30歳になって同じ選択をするのか、と言われると、なかなか怪しくなってきますよね。
でも多くの方が、過去の自分の選択に基づいて仕事をして、方向を変えようとしていなかったりするわけです。

そんななか、僕のお客さんで、急に
「看護学校に行きたいんですが、どうしたらいいでしょうか?」

って相談がありました。
その家庭は奥さんが若く(20代前半で結婚)、旦那さんが40代です。

奥さんは結婚を機にパートへ移行し、出産後もパートで働いていました。
しかし、旦那さんが退職した後のことを考えたとき、生活の危機を感じて、家族を支えるため、ある程度の収入が見込める、かつ現実的に可能な職業として看護師を目指すことを決意されました。

当然ながら、学費はかかってくるし、子育ての時間は減ってしまいます。
しかしながら、4,5年の継続的な学習によって安定的な収入を見込めるだけの職が手に入ります。

この選択をしたのは素晴らしいと思います。

勉強=投資と思えるようになりましょう

今回お客さんがとった行動は4,5年の学習によって、年収400~500万(夜勤をしている看護師の年収)を手に入れることができる投資でした。

パートで年100万円で働いている人と生涯年収(30歳から65歳)を比べると、

1億5750万(正看護師450万/年収)ー3500万(パート) =1億2250万

生涯年収の額が圧倒的に変わってきます。かつ、少なくともこの半世紀は需要が見込める仕事です。

4,5年という時間と、その期間の学費という投資によってリスクを負い、これだけの収益を出すことができるようになります。

中には簡単な資格を取ってキャリアアップ!って思っている方もいるかもしれませんが、取得が容易な資格に関しては需要が低いため、大した投資効果は見込めません。

特にFPなんて簡単に取れるし簡単に収入が上がるものでもないため、投資効果は悪いですwww

ここまで明確に投資効果が見えるわけでは無いが、、、

実際に学習によって、この事例のように明確に所得を上げることは難しいですが、基本的な考え方は間違えていません。

自分に対して投資をすることで、より大きなリターンが見込めます。

その投資とは学習によるもので、多くの人が学習をしていないからこそ、より多くのリターンが見込めます。

25歳で歩みを止めた人と、ちょっとずつでも成長し続けている人、市場価値としてはどちらが高いかは明白ですよね。

まとめ

人間は学習をし続けることで、ほとんどの人たちを出し抜いて、能力を上げること、人間性を上げることができます。

社会の評価が学力ではなく、生産性や人間性などを評価するようになっています(25歳以降は)ので、必然的に収入も上がっていきます。

逆に、歩みを止めた人は45歳くらいで、リストラされることも十分にあり得ます。

自分の人生を決めるのは自分自身ですし、幸せの定義は人によって違うと思いますが、成長の中にも幸せがあると思います。

正しい方向に正しい努力をすることで、より良い投資ができると考えます。

勉強しましょwww

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