ビジネスにおける師弟関係(守破離)の考え方

いつもありがとうございます。FPよこやまです。
打ち合わせが長引き、2時半を回ってますが、今日の記事、書いていきたいと思いますww

「守破離」という言葉、聞いたことはありませんか?
僕がビジネスの考え方で最も大事にして、かつ重要だと考えていることです。

守破離の起源とは!?

一説では茶道で有名な千利休の歌で

規矩(きく)作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな

というものがあります。これが起源となり、能楽の観阿弥、世阿弥親子が守破離ということを用いるようになったといわれています。
そこから、ビジネス、スポーツ、芸術など多岐にわたって使われるようになりました。

守破離の意味とはなんなのか。

意味をかみ砕いて説明すると、

守とは、教えられたことを忠実に守り、徹底して行うことです。

そもそも、ほとんどの人たちは天才とは言えませんが、それでも多数の人が成功を収めていますよね。
その人たちが天才というわけでは無く、正しい方向に向かって、正しい努力をしたからです。

そして、ビジネスにおいてその方向、努力はすでに先人が通った道であることがほとんどです。
つまり、戦い方は確立されています。

よって、ある程度まで成功するためには先人が通ってきた道をたどることが一番の近道で、かつ才能はいりません。

オリジナリティなどを加える段階ではなく、とにかく徹底して教えを守っていくことが重要とされています。

破とは、今まで学んできた基本をここで破り、応用し、発展させることです。

基本の修得ができて初めて応用をしましょう。
多くの人たちが、教えられたことに対してすぐに自分でアレンジを加えたり、努力量を怠ったりしますが、最初から応用なんて100%無理だと思っていたほうがいいです。

僕自身もやっぱり一度失敗して守を徹底しなおしているので、身をもって痛感しました。

離とは、今までの経験や考え方からオリジナリティを創出し、発展させることです。

基礎基本の徹底の上に成り立つものです。
すぐにオリジナリティを出して成功するほど、このブログを見ているあなたは天才ではないです。
いわゆる成功というものは基礎基本の上にあります。決して基本を忘れてはいけません。

ここに来てやっと師と対等な関係にあるといえるのではないかと思います。

守破離を修めるとやっと師と対等にビジネスができる状態と言えるでしょうね。

守破離のその先は?

正直、師というものは想像以上に時間とお金を消費しますww

ですが、守破離を全うして初めてビジネスパートナーになれると思っています。
その時に、自分の背中を任せられるのはやはり自分が徹底的に育て上げた人間です。

人を育てていくのは短期的にみるとコスパ悪いですが、長い目で見ると自分の考えを理解した、優秀なパートナーとなり得ます。

教える側も、教わる側も、「守破離」を守って、正しい方向に正しい努力をし、成功を目指しましょう!!

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