口元に出る注意点
おはようございます!
廿日市のリハビリ特化型デイサービス、かえる+チェンジの上野です。
今日は豆知識です!
医療従事者のみならず、家族の方も注意できることなので、さらーっとお読みください。
【利用者さんの観察ポイント~口元編~】
本人さんが本当のことを言っているのかどうかわからない。ということは良くありますが、体調が悪いときはいつもと違う部分が必ずあるものです。
・唇の色が紫
チアノーゼの疑い(血中酸素が足りない=呼吸器官系・血管系の疾患の疑い・酸欠になりやすい→危険なことが多く、緊急性が高いため、医師に相談したほうが良い)
・乾燥している、口角のただれ
脱水・口唇炎・口内炎などの可能性。水分が足りていない・栄養バランスが悪いことが予想される。食事を聞いてみる。
・口臭がある
入れ歯が合わず、口呼吸になっている・唾液の出が悪いこと。←口腔体操が必要。内臓の状態が悪いことも予想されるため、胸やけなどがないかを聞く。
・口がうまくあかない
認知症・脳血管障害の後遺症の症状。要経過観察。口腔体操有効。
・よだれをたらしやすい・いつもより活舌が悪い
脳血管障害の兆候のため、すぐに言ってください。また口腔内に食べ物が残っている可能性もあります。
口元だけでもこれがけのチェックポイントがあります!いつもと違うという感覚が大切になってくるので、注意してみてください^^