子どもに大学って行かせる必要あるの?

いつもありがとうございます。FPよこやまです。
今回はこんな記事が出ていましたので、大学について考えてみようと思います。
まるで旅行代理店の雰囲気 学生ローンに行列のワケ

 

現在の奨学金の実情

現在奨学金を借りている割合は、2.7人に1人の割合で奨学金を借りており、今や大学進学をするためになくてはならないモノだと思います。

具体的にどれくらいの金額を借り入れるかは人によって異なりますが、大学の学費全て奨学金から借り入れたとすると総額500万円なるかと思います。

つまり、社会に出たとたん500万円の借金を背負って投げ出されてしまうわけです。
めちゃくちゃハードモードです。

さらには、大学を出ても所得が低い層は必ずいて、奨学金によって生活が圧迫されているのも事実として挙げられます。
当然未納する人や、猶予申請する人も増えており、金銭的には人一倍大変な思いをしている方も多いです。

大学に行く価値はあるのか

大学に行く価値はあるのか、そんなことは子育てをしている世代なら1度は考えたことはあると思います。
これに関しては別に答えなんかないですし、完全な主観として受け取ってほしいと思います。

そもそも、大学とは研究機関であり、専門的な高等教育機関に位置付けられています。
ある程度の学力を有している学生が、研究機関たる大学から専門的な知識を学び、研究し、知識や見分を拡くするものであると考えています。

つまり、自分の適性を踏まえて、専門的な知識を身に付けに行く場所だと思うんですが、多くの学生(卒業した人たちも含めて)がそんなものが身についたかと言われるとそうではないですよね。

むしろ、「学歴」という就職に対して有利に働くものを買いに行ったという表現の方が正しいのではないでしょうか。

大学に行くメリットとは

・本気で学べば世の中の大人たちが知らないレベルの知識は身につく
・学歴は手に入る(一定水準を超える大学から)
・生涯年収が上がる (一定水準を超える大学から)
・そこそこ同じ学力の友人ができる
・大学卒業しないと取得できない資格の受験要件を満たす

正直こんなもんかな、、と思っています。

僕は親に支援してもらって国立大の法学部に入学し、4年半かけて無事?卒業しましたww
結果的に行ってよかったと思っています。
法学部を選んだ理由は、
「世の中えらい人たちがルール作って、見えないように自分たちの都合のいいようにしているっていうのは知ってる!!(漫画で得た知識ww)ルールを知らないとゲームでは勝てないから、人生で戦いたかったらルールを学ぶべき!!」
というなんとも厨二病全開の思考で法学部に入ったわけですww

結果として厨二病患者(僕)の言うことはそこそこ正しかったですw

・本気で学べば世の中の大人たちが知らないレベルの知識は身につく

に関しては、大学入学当初から、学ぶ目的、科目がはっきりしていたために身についたものだと思っています。
特にFPという仕事に関しては特に密接した分野になってますので、学んでよかったと思います。

ポジショントークかもしれませんが、教育を受ける中でそのおもしろさに気づき、教養を深めていった友人はごく稀にしかいませんでした。若しくはそれに気づいたのは、3年生くらいになってからですね、
つまり、入学以前から専門的に学びたい分野を絞れていないと、深く知識が身につくことは難しいと思います。

人間とは、必要に迫られてやっと学べるものですしね。

その他のメリットに関しては、今の高校生くらいまでは享受できるものだと思っています。
これだけ社会が不安定な中、学歴を手に入れるためや、生涯賃金を上げるためにわざわざ借金をしてまで行くところではないと考えています。

特に友人なんて大学じゃなくても作れますしね。

結論:大学は専門知識を学ぶ以外に行かなくてよい

自分の学びたい分野や適性に気づき、その知識を得たいと思っていくならありだと思います。
やはり専門的な知識や資格は独学で身に着けるのは難しいですし、不可能な分野もあります。
しかしながら、学歴や、就職、遊びなどを求めて大学に行くことはお勧めしません。
むしろその時間やお金を海外を旅するのに使った方がいいと本気で思えます。

ちなみに起業をすると学歴は一切聞かれなくなりました。共同代表をしているのも専門卒ですしね。

将来子供を大学に行かせたい、と思うことは当然いいことだと思います。
ですが、今の大学には投資に対するリターンが低すぎるため、費用対効果が全く合いません。

大学に行かせたい!と思うより、どんなことに興味を持ってくれるのかな、とか、いろんなことへの適性、生き方や考え方を伸ばしたほうが、人生でより有利に働くと思います。

かなり偏った考え方だと自分で認識してはいますが、お金というものは有限です。「大学費用!!」として限定的な使い方をせず、教育資金として考えるなら、中高生の時期に留学させてみる、というのもまた一つの方法ですよね^^

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