認知症の中核症状の一例

おはようございます!

廿日市のリハビリ特化型デイサービス、かえる+チェンジの上野です。

昨日に引き続き、認知症の中核症状についてです。

【認知機能の低下がもたらす障害】

見当識障害
・今何時かわからない、自分がどこにいるかわからない、周りにいる人がだれかわからないなど、日時・場所・人物の見当がつかないこと

実行機能障害
・計画を立てれない、手順がわからないなど、物事を具体的に進めることができない

失語
・障害がないのに、表現したい言葉がうまく出てこなかったり、相手の言葉の内容が理解できない

失行
・服の着脱の仕方、道具の使い方がわからないなど、運動機能は保たれているのに動作ができない

失認
・物の位置関係を把握できない、鏡を見ても自分と認識できないなど、感覚機能に障害が無いのに対象となるものの理解や把握ができない

失計算
・数の概念がなくなり、簡単な計算ができない

などこれらが認知症の中核症状の一例となります。

進んでいる具合によって、できるものとできないものがわかれて、できないにしてもレベルが分かれます。

認知症とだけ言わず、どのレベルでなにができないのか。という情報があれば、それに対してレクやリハビリを考えていくことになります。

利用者さんのできないことをできるようにしていくのが、デイサービスの仕事なので、これからも考えてやっていきます!!

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